최근 수정 시각 : 2025-01-28 18:25:12

シネマ(aiko)

시네마

<nopad> 파일:aiko_Discography_4.png
[[틀:aiko 인디 음반 목록|
INDIES
]] [[틀:aiko 싱글 목록|
SINGLE
]] [[틀:aiko 앨범 목록|
ALBUM
]] [[틀:aiko 영상 목록|
DVD/BD
]]

相思相愛
2024
,디지털 싱글,
シネマ
2025


음원 커버 아트
파일:aiko_digital_シネマ.jpg
<colbgcolor=#FF3333><colcolor=white> 수록 음반 미정
출시일 2025.01.17
장르 J-POP
작곡・작사 AIKO
형식 디지털 다운로드
레이블 PONY CANYON
1. 개요2. 수록곡3. 외부 링크

[clearfix]

1. 개요

일본의 가수 aiko의 디지털 싱글. 2025년 새해가 밝자마자 공식 트위터를 통해 발매가 공지되었다.

1월 18일부터 방영된 닛폰 테레비의 드라마 '앙상블'의 주제가로 선정되었다.

2. 수록곡

<rowcolor=white> 트랙 곡 명 작곡 작사 편곡
♬ 1 シネマ (시네마) AIKO AIKO 카와시마 카노
<rowcolor=white>♬ 1. シネマ (시네마)
▼ 가사
孤独とは儚いもの
고독이란 허무한 것
夜が明ければ昨日より薄らぐさ
날이 밝으면 어제보다 희미해질거야
そして誰かと出逢い
그리고 누군가와 만나고
触れて揺れてこの人しかいないと気が付いた後
상대하며 흔들리며 이 사람밖에 없다는 걸 깨달은 다음에
何気ない言葉でまた孤独になるのさ
무심한 말에 다시 고독해지는거야

未来とは自分のもの
미래란 스스로의 것
振り回された時は立ち止まり
휘둘려진 때는 멈춰서서
どうしたの?と問いかける
무슨 일 있니? 하고 물어보지
欠片を見つけて噛み砕き飲み込む
파편을 찾아서 잘게 씹어 꾹 삼키는
理由と靴が裏向いても あたしはここにいるの
이유와 신발이 뒤집어져도 나는 여기에 있어

抱きしめる愛してる
너를 껴안아 사랑해
あなたを想うそれだけで
너를 생각하는 그것만으로도
強くなって弱虫になって
강해지기도 하고 겁쟁이도 되고
泣いたり安心したりする
울거나 안심하거나 해

夢で泣いた日のパジャマは
꿈 속에서 울었던 날의 파자마는
涙が染み込んで
눈물이 스며들어서
洗濯機の中で悲しみが混じる
새탁기 안에서 슬픔이 뒤섞여
喜びは雨とあなたの元へ
기쁨은 비와 너의 곁으로
今日も都合よく生きる
오늘도 요령 좋게 살아가

短い言葉で伝えられないの
짧은 말로는 전할 수 없어
言葉にしたくて仕方ないの
말로 하고싶어서 어쩔 수가 없어
きっと終わるまで伝えられない
분명 끝날 때까지 전해지지 않겠지
きっと終わるまで分かり合えない
분명 끝날 때까지 서로 이해할 수 없겠지

夢で泣いた日のパジャマは
꿈 속에서 울었던 날의 파자마는
涙が染み込んで
눈물이 스며들어서
洗濯機の中で悲しみが混じる
새탁기 안에서 슬픔이 뒤섞여
喜びは雨とあなたの元へ
기쁨은 비와 너의 곁으로
今日も都合よく生きる
오늘도 요령 좋게 살아가
今日も都合よく生きる
오늘도 요령 좋게 살아가

3. 외부 링크

공식 인터뷰 전문 [펼치기 / 접기]
約5年ぶりのアリーナツアー「Love Like Pop vol.24」、サザンビーチちがさきで6年ぶりの開催となった野外フリーライブ「Love Like Aloha vol.7」、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」主題歌として大きな話題を集めた「相思相愛」、約1年5カ月ぶりとなる16thアルバム「残心残暑」のリリース……と、濃密な活動をもって駆け抜けた2024年。その締めくくりを15回目の出場となった第75回NHK紅白歌合戦で迎えたaikoは、どんな年末年始を過ごしたのだろうか。

「初詣は紅白が終わった後にスタッフの皆さんとバンドメンバーの皆さんと行きました。おみくじは末吉……伸び代があると信じて今年も頑張ります! それ以外、年末年始はほぼ家から一歩も出ずに過ごしました。なぜか新年を迎えてから大掃除をしたりして。タイミングがちょっとズレてますね(笑)。毎年、“今年は絶対これをしよう”という決まりを掲げたりしないのですが、今年はもっと音楽を楽しんで責任感のある一年にしたいなと思っています」

そんなaikoから2025年一発目となる大きなプレゼントが届いた。1月18日から放送がスタートする日本テレビ系 土ドラ10「アンサンブル」の主題歌に起用された、ゆったりとした3拍子のリズムを持つ人生賛歌とも言えるナンバー。それが新曲「シネマ」だ。

「曲ができたときはまだタイトルはなかったのですが、ボーカルレコーディングの段階で思いつきました。人生は映画のようで、他人からしたら些細なことでも自分にとってはとても大きな出来事。その積み重ねを経て大人になっていくのだなとようやく感じることができました。大切に自分と向き合って生きていきたい、そんな想いを込めた「しぶとく、粘り強く、全うする」の頭文字を取り、二つの意味で「シネマ」にしました」

「人生は映画のよう」。かつて「片想い」(アルバム「どうしたって伝えられないから」収録)でも<仕草をつなげてはロードショー>というフレーズを用いていたことがあったが、aikoがそんな想いを持って人生と向き合うようになったきっかけはあったのだろうか。

「“人生は映画みたいだ”って言ってしまうのって、本当はちょっと恥ずかしいというか(笑)。そんな大それたことじゃないんですけど、人生は一度きりだから全員違っているし、だからこそ大変なことがあったとしても着地するときは面白い日々になるような日常を過ごして欲しいんです。私もそう過ごしたいと思っています。そういう考え方になったタイミングは、ここ4、5年くらいかもしれません。周りに前向きな人が増えたというか、いろんな方に出逢う中で、“楽しいって最高やん!”って心から思えるようになったんです。昔は楽しいことがあったらバチが当たるんじゃないかって思っていたのですが、それがなくなったのかな。だからね、ライブチケットの良席が当たったとき、“運を使い果たした”ってポストしてる人を見かけるけど、“そんなことないよ!”って思っています(笑)」

聴き手の心に寄り添いながらスーッと沁み込んでいくメロディの上で、心を揺り動かしながらも自分の歩みを全うせんとする想いが軽やかに踊る。サビ以外は繰り返されることのない贅沢な構成は、まさに同じシーンが二度とない、引き返せない人生という“シネマ”を表現しているようでもある。

「歌詞は歌い出しからサビまで一気に出てきました。どんなにわかり合っていると思っていても、相手の一言で孤独に感じてしまう自分勝手な自分に“私って情けないな”と思いながら書きました。メロディはAメロから。作ったとき、歌詞をしっかり伝えたかったので語りっぽくなったと思います。今までもそうだったのですが、最近の曲作りは特に自分の気持ちが高揚するものを目指して作っています。決め手はAメロとサビでしょうか。もちろんBメロも大サビも大好きです。構成に関しては、あまり意識せずに書いたらこうなっていました。曲作りをすればするほど、いつのまにか曲の構成や曲作りのポイントみたいなものが体に染み付いてくる気がします。でも今はそれを崩すことを楽しみたい。まず自分でドキドキできるかどうか、をとても大事にしてます。」

ディストーションの効いたギターが鳴り響くイントロで聴き手を一瞬で楽曲の世界に引き込み、そこからストリングスやブラスが全体を彩りながらドラマチックなムードで流れていくアレンジは、川嶋可能が手がけた。

「川嶋さんのアレンジは独特な毒があって、とても大好きです。自分の頭の中に“こんなアレンジがいいな”というイメージはあったけど、仕上げていただいたものは想像以上に素敵すぎました。細部までいろんな音を散りばめてくださっていて、聴くたびに何度も感動しています。特に好きなところは、サビのブラスアレンジ。“どうしてこのようなアレンジにしてくれたんですか?”と聞いたら、“aikoさんのデモで鳴ってましたよ”って言ってくれて。鳴ってないのに(笑)。最初にこのアレンジデモを聴いたのはツアー先の大阪の街中だったんですけど、人がたくさん歩いていたのに”誰もいなくなったんじゃないか⁉“と錯覚するくらい曲が体に入ってきて。そんな不思議な経験をしましたね」

様々な出来事の中で揺蕩う感情を繊細に表現しながらも、全体には凛とした強さを感じさせてくれるボーカリゼーションも素晴らしい。サビで響く<都合よく生きる>はこの曲における大きなキモとなるフレーズだと思うが、その独特な歌い方もクセになること間違いなしだ。

「昨年の12月に鼻と喉の風邪をひいてしまって。鼻声がまだ少し残った状態のまま歌入れをしました。都合よい話ですが(笑)、それも味わいと思って聴いていただけたら嬉しいです。<都合よく~>のところはメロディに言葉を意識的に当てにいく感じで歌っているので、自分でもすごく気持ちいいです、みなさんにも歌って欲しいです! “しぶとく、粘り強く、全うしたい”と言いつつ、私は都合よく生きていきたいんですよね。苦しいときや腹が立ったとき、自分を大切にしながら考え方を変え、都合よく生きていけばいいと思うんです。それは決して誰かのせいにするとかではなく、自分としっかり向き合って考えることだと思うから。闇に飲まれないように、たまには見ないふりもしてみたりとか。寒かったらストーブをつけるでしょ? でも、心が寒いと我慢しちゃうじゃないですか。私も昔はそうやったんです。でも今はどんな形であれ、自分の心を温めたいなって思っています」

大切な“あなた”という存在が登場しつつも、この曲は“あなたとあたしの歌”ではないような気がする。<あたしはここにいるの>というラインが象徴するように、これはaikoにとっての“あたしの歌”になっているのではないだろうか。そして、それはすべての聴き手にとっての“あたしの歌”にもなり得るものだと思う。

「『シネマ』は衝動的にできた曲だったので、特に“あたしの歌”だと思って作っていたと思います。大切な人とのふとした瞬間に傷ついて。そこから逃避したくて作ったところもあったんですよね。本当に些細なことだったんですけど、こうやって曲にすることができたので、今となってはそのエピソードに感謝しています(笑)。いくつになっても、自分が知らないネガティブな感情に出逢うのは苦しいこと。でもそれが歌で浄化できたので本当によかったなと思います。だからこそ曲作りはこれからももっともっと頑張っていきたいです。そこに関しては“都合よく”とは思わずに(笑)」

「自分にとって大切な曲ができました。みなさんにとって、1対1の曲になれますように」と「シネマ」リリースへの想いを告げたaikoは、昨年10月にスタートしたライブハウスツアー「Love Like Rock vol.10」の後半戦をすでにスタートさせている。aikoを主人公とする”シネマ”は、ここからも目が離せないシーンを描き続けていくのだ。

「去年の12月に風邪をひいてしまい、福岡と東京公演を延期してしまいました。本当にごめんなさい。今は元気になって歌えることの大切さをとても感じています。ツアーファイナルとなる4月まで一生懸命楽しみながら、毎回、初日で最終日のような気持ちで挑みます。『シネマ』も歌いたいですね。よろしくお願いします!」

取材・文=もりひでゆき